「わからない」「間違える」ことは悪いことじゃない。
そう考えることが難しい、今どきの学習環境。
わたしたち大人の世界でも「失敗を恐れていては成長できない」
ということはよく言われます。経験こそが、「今、自分に何が
必要なのか」ということを気づかせてくれる良い機会。ただし、
実際のところ、子どもたちに限らず、私たちの多くは失敗を恐れ、
時には行動を起こすことをためらい、嫌がる一面を持っています。
人は「本能的に」勝ち負けを意識し、身の危険から自分を守ります。
これは実際の生命の危険だけでなく、定期テストの点数や受験による
競争(私たち大人で言えば仕事上でのプレッシャーでしょうか)でも
同じことなのです。
学習に対して違和感、嫌悪感を持っている生徒さんの中には、
「失敗するんじゃないか?」「人と比較されるんじゃないか?」
というネガティブなイメージを持っているかたが少なくありません。
ただしお気づきの通り、本来学習とは「勝ち負け」「競争」ではなく、
もっとパーソナルなものであり、「知的な楽しみ」を持つものなのです。
学習の効果を上げるために必要なのは「まず、何をすればよいのか」
をハッキリさせて、行動に移すハードルを下げること。
もうひとつ、生徒さんが前向きに学習に向かえない理由として、
「(本当は)具体的に何をやったらいいのかわからない」ことが
あげられます。「○○の範囲を必ず覚えること」と言われること
はあっても、「どう覚えるのか」や、「そもそも問題で出されて
正解できるくらい理解するには、どう学習すればよいのか」を、
教わる機会というのは、そう多くはありません。
えいごやでは、「知覚カウンセリング」という、ひとり一人の
課題に対して、より客観的、具体的な解決策を見いだす方法論を
確立しています。
(「知覚カウンセリング」とは )
具体的な解決策がわかれば怖いものはありません。
経験豊富な講師が、行動に移すためにしっかりと個別サポートします。
子どもの頃から誰もが持っている衝動、
「できるようになったことを誰かに話したい!」を引き出す。
「見て見て!こんなことができるようになったよ!」と、誰かに
話したくてしかたがない。それはごく自然な衝動です。小さな頃
は誰もが持っていた気持ちです。それが承認されると、次はもっと
新しいことに挑戦したくなる。それこそが本質的な「動機づけ」
であり、それは「勝ち負け」や「競争」から引き出されるよりも、
強いもので、かつ学習に対してオープンで前向きな気持ちを引き出し
てくれるものなのです。
もし、生徒さんが学習に対して前向きになりきれていないと感じられて
いるのなら、無理矢理なやる気ではなく「自信の持てる経験」を重視すべきです。
「失敗しても大丈夫、こうやってみたら自分の成長につながるよ!」
生活面はご家庭で、学習面はえいごやで、そんなチームワークを提案します。
大人へのステップを登る大切な時期。
生徒さん自身も「自分なりのこだわり」とともに、
不安なことがいっぱい、というのが本当のところではないでしょうか?
そんな時に、「大丈夫、やってみて! 結果がどうあれ一緒に考えるから」と
受け止めてくれる大人やプロフェッショナルは、生徒さんの成長には重要な存在です。
「生活面(安全、健康、倫理的なもの)」の指導はご家庭でこそ必要なもの。
「学習面(社会的、外部的なもの)」はえいごやが、力を発揮します。
生徒さんの充実した学生生活をご家庭と連携して支えます。
ぜひ、保護者のかたのお話もうかがわせてください。
まずはお気軽にご連絡ください。