学びとはなんでしょうか。
えいごやは、誰でもできる、世界でいちばん簡単な学習法を模索する際に、最も根源的な問い、「まなびってなんだろう?」を徹底的に考えてきました。
私たちなりのその答え、
それは、「外部の世界の情報を取り入れて、適切な行動選択を行うこと」です。
この記事では、まず「外部の世界の情報をどのように正確に取り入れるか」という前半を扱います。
さて、情報が十分に頭の中に入っていない状態で「理解」しようとしても、「記憶」しようとしても、なかなかうまくいきませんよね。
えいごやのみてかくだけは、この「情報を頭の中でうまく整理する」という、あらゆるまなびの現場に普遍的に存在する要素をピックアップし、メソッド化しました。
そのポイントは、情報を分類し、頭の中に写像(inner representation)が存在しているかをチェックすることです。
情報を「見て」「書く」のプロセスで頭の中に確かに存在することを確認する。脳内に例文(構文情報、意味情報)を貯める、ということです。
現代の情報は
(i)文字情報
(ii)文脈情報
(iii)図や表のビジュアルの情報
(iv)音声・感情の情報
の4つに分類することができます。
出版されている参考書や教科書、問題集は、これらの情報の組み合わせとして作られていますが、それぞれに「得意」と「苦手」が存在します。
みてかくだけでは、この4つの情報を別々に扱い、文字が十分に見えていて、頭に入っているのか。図の情報が再現できる状態に頭の中に整理できているのか、などを順番にチェックしていきます。
これらの分類エクササイズを繰り返し行っていくと、
実は、自分でも気づかない知覚的特性が存在しており、「理解できていない」のではなくそもそも「見えていないんだ」ということに気づくことができます。
数学や英語などの言語系科目を苦手とする方はそもそも「脳の中の文字情報が不足している」状態であることが多く、まずは理解にトライする前に、「英語の代表的例文」や「数式の書き方」などを頭に入れ、書けるようにするだけで、大きく改善する傾向にあります。
これらの文章が「素材」となり、頭の中で運用できるようになると、
次の「問題解決のためのアクションをプランニングする」という活動に繋がっていきます。