すっかり暑くなりましたね!夏の予定は決まりましたでしょうか? 遊びの予定もあれば、「今年の夏はこれをマスターする!」と、学習プランを立てている方もいるかもしれません。
夏の勉強は、意外と作業的になりがちです。なんとなく、で勉強を行っていると、あっという間に夏休みが過ぎ去ることは誰しもが経験がありますよね。いま一度夏の本番を迎える前に、親子で、家族で、受験勉強のお供に、学習のプランをチェックリストと共に振り返ってみましょう。
そんな夏の学びを最適化するための20のチェックリストをご紹介いたします!
ぜひこちらのデータを印刷して、実際に教科ごと、トピックごとに使ってみてくださいね。
チェックリストはLearning Basis(勉強の基礎)、Strategic Decision(戦略の決定)、World Science(学習の拡張)の3つのタグがついています。小学生さんならLBのところまで。中学生〜高校生ならLBとSD、大学生〜大人であれば、LBとSDに加えてWSもやってみる、のような形で年齢に合わせて使って頂けると、とても使いやすいと思います。
それではそれぞれ紹介していきましょう。
勉強したい内容の教科書、もしくは参考書をもっている。
「勉強しよう!」と意気込んで買って来たのが問題集だけ、なんてことはありませんか?わからなくなったときに参照する教科書は、学習にとても大切な存在です。まずは、勉強しなければいけない内容が全て載っている教科書が手元にあるか、確認しましょう。
教科書の次に大切なのはノートです。気づいたこと、思いついたこと、気をつけなければいけないこと、理解したことなどを好きなだけ記入できる、かわいい装丁のお気に入りのノートを用意しましょう。
勉強した内容を理解できたかどうかチェックする問題集をもっている。
問題集はそれぞれの勉強する単元に紐づいたものを1個、そして大きな目標となる試験に出題される形のものを1個、別々に持っておくことをおすすめします!
今回の勉強でできるようになりたいことが決まっていて、そのために必要な時間も予想できている。
まずは時間を決めましょう。勉強し過ぎも禁物!やるべきことを全部リストにして、全部にかかる時間を計算しましょう。意外と少なく感じるはずです。
さて、次は毎日の学習の確認です。1単元勉強し終わるごとに、こちらを試してみてください。
教科書をある程度まで読んだ後、何も見ないで、読んだことを説明できる。
勉強した内容が頭に入っているかどうか、確認してみないとわかりませんよね。教科書を読んだり問題を理解したりする度に、内容をひとりで説明できるかどうかひとりでブツブツ説明して確認してみてください。最初は難しい場合でも、何度も練習してみましょう。すぐに慣れます。
何も見ないで、学んだ内容をノートにまとめることができる。
学んだ内容が何も見ないでもノートに書けるかどうかを確認してみましょう。これを習慣づけることで、「この内容は後でまとめるときはノートにこう書こうかな」と考えながら授業を受けたり、問題を解いたりすることができるようになりますので、学習効率が圧倒的に上がります。
勉強した内容を理解できたかどうかをチェックするために、問題集を使うことができる。
授業を受けたり教科書を読んだりした場合は、それで終わりにせずに、すぐに勉強した部分の問題を「何も見ずに」解いてみましょう。解答を見て理解できた、では不十分。学習に基づいた行動ができるかどうかを常にチェックすることを忘れないでください。
問題集でわからなかった部分は、もう一度教科書を読み、何も見ないでノートにまとめることができる。
問題集を解いてわからなかった部分は、もう一度教科書を見て、必ずやり方や関連する知識をノートにまとめましょう。解けなかった問題が、教科書のどの知識を必要としているのかを探す作業は学習効率を上げる上でとても大切です。(専門的にはマッピングといいます)
毎日の学習後にも、ぜひセルフチェックを行いましょう。効率が圧倒的に向上します!
今日の勉強でできるようになったこと、わかるようになったことを、何も見ないで説明できる。
勉強の終わりにこのチェックを5分ほどでやってみることをお勧めします!今日学んだ内容が何も見ないでも説明できるか確認してみましょう。今、自分が何をしているのか、常に意識しながら勉強に向かいましょう。
実際に勉強にかかった時間は、最初に予想した時間とだいたい同じくらいの時間になっている。
勉強を始める前に、「今日は○時間かけてここまでやろう」と決めることがとてもおすすめです。そして時間が来ても終わらなかったらそのまま最後までやってしまいましょう。そして、予定していた時間とかかった時間の差を計算してください。次の日の計画には、そのデータを参考にしながら計画を立てていきましょう。
いかがでしたか?さあ、ここからは夏休み全体、受験全体の戦略決定に入って行きましょう!
大きな目標に対して、今の自分に足りていないことが何かを、客観的に説明することができる。
「受験合格」や「資格取得」などの大きな目標を達成するために必要なことを常にリストアップして把握してください。そして今の自分に足りていない部分を明確に一日、一日の作業でつぶしていきましょう。
大きな目標に対して、この1ヶ月でやるべきことを説明することができる。
大きな目標を達成するために全体像を前の項目で描きました。そのために使える時間を計算しこの1ヶ月でやるべき内容を明確にしながら毎日の勉強に向かいましょう。
1ヶ月でやるべきことを分解し、1週間や1日でやるべきことの学習プランを立てることができる。
1ヶ月で達成する内容が決まったら、それぞれ具体的な戦略を組み立ててください。一週間や一日ごとにやるべきことを区分けしてみると、全体が見え、短期間に取り組むべき内容がとても少なく見えてきます。
やるべきことが、目標を達成するために本当に効果的かどうかを、検討している。
常に自分に問いかけるべきなのは、「このスケジュールを達成したら受かるのか?」ということです。そのためにとても大切なのは過去問の分析です。過去のデータと自分のスキルを常に照らし合わせて、効果の出る勉強に変えていきましょう。
スケジュールにおいて最も重要なのは、実は修正作業です。
模擬試験の結果や問題集など、現在の自分の評価が客観的にわかるデータをもっている。
模擬試験や問題集の総合問題など、自分の外部からの評価を常に積み重ねていきましょう。模擬試験の偏差値や点数は母集団(受ける人たち)によって大きく変動しますので、あまり参考になりません。一番重要なのはそれぞれの教科の単元別の点数の割合です。自分の得意なところと苦手なところを把握して、苦手な部分を改善していきましょう。
学習プランがうまく実行できなかった場合に、柔軟に計画を変更することができる。
せっかく立てた計画ですが、計画は常に予定通りにはいかないものです。計画の最も重要なポイントは、柔軟に変更しながら目標を達成できるかどうか、ということです。計画をとにかく遂行したので満足!という状態にならないように気をつけてください。
思うような結果が出なかった場合に、柔軟に計画を変更することができる。
模試を受けたり、予想問題を解く際には、受ける前に点数などの予想を立ててください。そして、その予想と実際の点数を常に見比べ、もし大きく予想を裏切る結果になるようであれば、バッサリと計画を変更する必要があります。計画は結果に結びついてはじめて計画となります。どんどん気軽に変更していきましょう。
最後に、毎日の学習を自分の人生に役に立つ形に拡張するためのチェックを学んでいきましょう!
自分が専門・目標としたい分野について、情報を集めることができる。
将来の自分が専門にする分野であったり、目標とする職業(ポジション)などがありましたら、その情報をたくさん集めてみる夏にすることはとてもおすすめです。本を読んだり、webを見たり、今はとてもたくさんの情報を集めることができます。受験生の方も、息抜きにぜひやってみてください。勉強の方法が根本的に変わりますよ。専門分野が絞れていない場合はただ情報が足りていないだけなので、暫定的に決めてしまうことをおすすめします。
情報をまとめた上で、自分の意見をもつことができ、人にわかりやすく説明することができる。
自分の専門分野の情報を調べたり本を読んだりしたら、ぜひそこに自分の意見を持ちましょう(その問題についてどう思うか、どうしたら解決できるのか、など)、意見が正しいかどうかなんて全く関係ありません!えいごやの先生や友達など、同じことに興味ある仲間を見つけて話したり説明したりしてみると、とても学ぶことが楽しくなってきます。
情報をそろえた上で、目標達成のためのプランを、柔軟に変更しながら実践することができる。
情報がそろってくると、そもそもプランが変更される場合が多くあります。英語で論文を読む必要があるのか、話す必要があるのか、職業によっても全然違いますよね。また違った学校に興味が出て、志望校を変更する必要があるかもしれません。情報を集めながらプランを柔軟に変更し、毎日の学習を組み立てていきましょう。
いかがでしたか?えいごやの学習チェックリストを利用して、夏に大きなジャンプアップを果たしましょう!
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